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【告知】刊行 『教えない授業――美術館発、「正解のない問い」に挑む力の育て方』

2019.04.15

MUSEUMEDUCATIONBUSINESSOTHERS

愛媛県美術館は、2015年度から2018年度までの四年間、文化庁より助成を受け、「愛媛県美術館・博物館・小中学校共働による人材育成事業」を展開しました。同事業の目的は、対話型鑑賞を小中学校の教科教育に応用し、新学習指導要領に対応する指導法を開発・普及することです。

このたび同事業の集大成として、書籍『教えない授業――美術館発、「正解のない問い」に挑む力の育て方』が2019年4月17日に英治出版より刊行されます。

本センターと本学アートプロデュース学科は、事業初年度より同館の取り組みに協力してきました。書籍制作にも専門家として助言を行い、本著の帯には本センター所長 福のり子の推薦文も掲載されています。

以下に、本学アートプロデュース学科卒業生による書籍の紹介文も記載します。

「こりゃ待望の新発売。子供の個性を伸ばす教育が叫ばれる昨今、じゃあ教師のみなさん、その具体的な方法をご存知ですか。ぼくは、この本に書かれている教育を大学で体験し、心身共に救われました。それがついに書籍化します。買うか買わないかは、あなた次第です。」

英治出版webサイト、インターネット、書店などで是非お買い求めください。

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『教えない授業――美術館発、「正解のない問い」に挑む力の育て方』
著者:鈴木有紀/愛媛県美術館 学芸員
出版:英治出版
価格:1,600円(税別)
英治出版webサイトは こちら

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表現力、論理的思考力、コミュニケーション力・・・「生きる力」を育むアート鑑賞

「どこからそう思う?」って聞いてみて!
これからますます求められる「主体的に学ぶ力」はどうすれば伸ばせるのだろう? 芸術鑑賞の手法としてニューヨーク近代美術館で生まれ、効果抜群の学習スタイルとして幅広い学年・教科、さらにはビジネス界にも広がり始めた「対話型鑑賞」の入門書。

★新たな学習法として注目高まる「対話型鑑賞」、待望の入門&実践書。
★実際の授業のやり取りの様子、幅広い教科・分野での実践事例を紹介。
★新学習指導要領が目指す「主体的・対話的で深い学び」を促す手法としても有用。

対話型鑑賞とは・・・作品についての情報や解釈を専門家や教員が一方的に伝えるのではなく、鑑賞者自身の思いを尊重し、グループでの対話を通して作品を味わっていく鑑賞法。1980年代にニューヨーク近代美術館(MoMA)で生まれた。鑑賞力だけではなく、観察力・批判的思考力・言語能力・コミュニケーション能力といった総合的な「生きる力」の育成につながる手法として、他教科での応用や企業研修への導入が進んでいる。

第1章 問いかけの魔法――対話型鑑賞とは何か
第2章 学びを促す仕掛け――対話型鑑賞の4つの柱
第3章 ある日の「教えない授業」
第4章 対話が生まれる理由――授業の中で起きていること
第5章 さまざまな分野で「対話型授業」
第6章 ナビゲーションの実践
第7章 よりよい学びの場づくりのために
第8章 対話型授業がひらく未来

ニューヨーク近代美術館で始まった「対話型鑑賞」。これを4年間かけて、美術にとどまらず全教科に応用・普及させた愛媛県。本著は対話型鑑賞の基礎とその可能性を具体的に提示する待望の一冊。――京都造形芸術大学教授 福のり子

(Amazon 書籍紹介より)