2,750円(税込)
「VTS — Visual Thinking Strategies」とは、本センターが2011年から2012年にかけて開催した連続セミナーの講師であるフィリップ・ヤノウィン氏(元ニューヨーク近代美術館教育部部長)が開発した、アートを通じて鑑賞者(学習者)の「観察力」「批判的思考力」「コミュニケーション力」を育成する教育カリキュラムです。対話を介してグループで作品をみる鑑賞方法を提唱するVTSは、算数、社会、理科など他教科へも応用できるメソッドであるところが特長です。本書は小中学校の先生方や美術関係者、コミュニケーションを通した学習に興味のある方に向けて、きわめて実践的な内容になっています。また、巻末の付録には本センター代表の福のり子、研究員の伊達隆洋による対話型鑑賞についての対談も収録されています。
非売品
本センターと島根の美術教育関係者によるグループ「
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本センターが、
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本センター(以下、ACC)では、2004年度から現在にかけて、毎年ACOPの報告書を発行しています。京都芸術大学アートプロデュース学科(以下、ASP学科)で行われる授業(基礎プロジェクト)の他、学内外でACOPの普及と実践を行っているACCの年間活動(実践プロジェクト)を紹介しています。購入をご希望の方は専用ページよりご購入いただけます。
1,000円(税込)
対話型鑑賞プロジェクト「ACOP」の報告書 第15号。
新規性のある実践プロジェクトが特徴だった本年。例えば、本学舞台芸術研究センターと共同で実施したワークショップでは、対話型鑑賞を「演劇」という分野に用いた実験的な試みであり、本センターにとっても新たな可能性を示唆できるものとなった。
他にも、対話型鑑賞を学校・美術・企業などの現場で実践・活用したいという方向けに本センターが主催した対話型鑑賞講座は「入門編・ファシリテーション編・実践編」の3つのステップごとにレポートを掲載している。
さらに、ビジネスパーソン向けの事業として、本センター所長・福が登壇したふたつの講演会に関しては主催者によるレポートを紹介。
1,000円(税込)
対話型鑑賞プロジェクト「ACOP」の報告書 第14号。
学生の育成だけでなく、ACOPを広く応用し還元する活動である実践プロジェクト。本センター所長の福が登壇した美術館での講演会や、小学校教員理科研修等の学校・教育事業、生命科学など異分野と連携した学術研究など多岐にわたるレポートを掲載。
今年度は特に、ACOPを応用したビジネスパーソン向けの研修の活動が相次いで各種メディアに取り上げられ、社会的に大きな注目を受けることとなった。AIの発達やグローバル化など急速に変化する社会にどう対応するのか、どう生きるのかという課題に迫られている今、本センターでは、このような課題の解決にACOPを役立てようと活動している。
1,000円(税込)
対話型鑑賞プロジェクト「ACOP」の報告書 第13号。
今年度をもって2004年にACOPを開始した本センター所長・福が本学ASP学科教授を退官し、私たちの活動はひとつの節目を刻んだ。転換期を迎えた今年度の巻頭文では、これまで積み重ねてきた実践・検証をもとに「ACOPとはそもそも何か」という根本の問い直しを試みた。
また、実践プロジェクトでは、瀬戸内国際芸術祭の会場である豊島にて、香川大学と連携し、本学ASP学科、東京大学、現地旅行業企業と協働で実施したプロジェクトの成果報告として、ワークショップの様子やインタビュー調査を収録。その他、愛媛県下の美術・博物館や小中学校と共働した「ファシリテーター育成事業」の全6回に及ぶレポートなども掲載。
1,000円(税込)
対話型鑑賞プロジェクト「ACOP」の報告書 第12号。
基礎プロジェクトでは、心理学を専門とするACC研究員のレポートを掲載。ACOPの授業受講生の初回授業時と最終授業時の変化を捉えるため、心理尺度を用いた調査を初めて実施した。
実践プロジェクトでは、住友理工㈱や㈱ベネッセホールディングスなどで実施した企業研修の様子を、参加者の意見を交えたレポートで紹介。その他、ACOPを学び、トレーニングを重ねた学生によるACOPを分析・考察した卒業論文も2本収録。
対話型鑑賞を継続的に行うと、作品との対話だけでなく、自己や他者との対話スキルを学んでいく。本誌では、鑑賞の方法論にとどまらず「他者と共に生きる術」としてのACOPに着目した多角的な論考と事例を紹介している。
1,000円(税込)
対話型鑑賞プロジェクト「ACOP」の報告書 第11号。
ACC研究員によるレポートでは、芸術や対話、学びとはそもそも何であったかを問い直す中で、「対話型鑑賞は美術の専門性を蔑ろにしているのではないか」という命題への応答を試みた。
実践プロジェクトの報告としては、高校生を対象にナビゲイションのトレーニングをした生徒育成セミナーを生徒へのアンケート結果や担当教諭のレポートを交えて紹介。
学術研究として、本センター所長・福が日本視覚学会の学会誌に掲載した視覚とアートにまつわる論考を掲載。 その他、ビジネス視点から組織開発におけるACOPの応用性を考察したレポート、学校現場でのACOPの実践に関する報告など、多彩な連携事例を収録している。
1,000円(税込)
対話型鑑賞プロジェクト「ACOP」の報告書 第10号。
基礎プロジェクトでは、ビジネスや人材育成の分野におけるACOPの有用性を実際の企業研修の事例を用いて考察したACC研究員による論考の他、対話型鑑賞会に参加いただいた高校教諭と、参与観察者である英語科講師の二者によるレポートを紹介。
実践プロジェクトでは、京都大学総合博物館の大野照文教授とともに実施した「芸術教育と理科教育の共通点」と題したフォーラムでの本センター所長・福と大野教授の対談も掲載している。
さらに、保育園年長児に対する対話型鑑賞の通年プロジェクトや、ビジネスパーソン向けワークショップの紹介など、多角的な広がりを見せ始めたACOPの実践例が詰まった一冊。
700円(税込)
対話型鑑賞プロジェクト「ACOP」の報告書 第9号。
論考として、ACC研究員による、美学概念/作品分析を手がかりにした対話型鑑賞における学びとコミュニケーションの様態についての考察、参与観察者による、対話型鑑賞の発話分析を用いたACOPにおけるナビゲイターの評価基準についての考察を掲載。
また、昨年度に続きロボットを使った対話型鑑賞や、博物館で実施した未就学児対象の対話型ギャラリートークの事例を紹介。
さらに、ACOP10年目を迎えた今年度より、企業内での人材育成プログラムの開発をスタートした。本誌では、ACOPが対話を基本とした鑑賞教育であると同時に、こういった人材育成の基礎となる力を涵養するコミュニケーション教育でもあるという両面を今一度明示している。
700円(税込)
対話型鑑賞プロジェクト「ACOP」の報告書 第8号。
基礎プロジェクトでは、複数のコミュニケーションモデルを参照しACOPの潜在的問題を探ったACC研究員による論考に加え、対話型鑑賞におけるナビゲイターと鑑賞者の立場や役割の可変性とその「学び合い」の関係性について考察した参与観察者による論考を掲載。これらは近年注目されている「アクティブ・ラーニング」とも深く関わる内容である。
実践プロジェクトでは、ロボットと作品鑑賞を行う研究プロジェクトの他、京都大学物質細胞統合システム拠点と行ったアートとサイエンスをつなぐ横断的プロジェクト、病院内における作品展示・ワークショップ等、多様な分野と連携した事業のレポートを収録している。
500円(税込)
対話型鑑賞プロジェクト「ACOP」の報告書 第7号。
ナビゲイション習得に至るACOP受講生の変容を分析したACC研究員によるレポートの他、参与観察者によるナビゲイションの定性的分析、NPO法人VUE所属研究者による言語能力の変化を測った論考を収録。ACOPでの葛藤を赤裸々に綴った学生たちの声と、ナビゲイションの習得に必要な要素や過程を考察した分析者たちの声は、対話型鑑賞を習得したい方やサポートしたいと考えている方に是非ご一読いただきたい。
さらに実践プロジェクトの報告として、ACOPの源流となった教育プログラム「VTS」の開発者であるフィリップ・ヤノウィン氏を招聘した連続セミナーや、大阪大学医学研究科教授を招いて視覚に焦点をあてたACC主催講座を紹介している。
500円(税込)
対話型鑑賞プロジェクト「ACOP」の報告書 第6号。
ACC研究員による、対話型鑑賞における鑑賞力とナビゲイターの能力の関係性を分析したレポートに加え、美術館学芸員、動物園職員、博物館学を専門とした研究者の三者による対話型鑑賞会の体験報告や論考を収録。
さらに実践プロジェクトの報告として、上回生による学外活動とACCが主導したプロジェクトのレポートを掲載。美術館、高校、看護学校やホスピスなどで実施したACOPの事例や、教員免許状更新講習、さらには、アート・科学・歴史をそれぞれ専門とする3大学合同での展覧会における鑑賞サポーター育成プロジェクト等、これまで以上に分野の枠を超えて取り組んだ1年間の活動が詰まっている。
500円(税込)
本誌は対話型鑑賞プロジェクト「ACOP」の報告書 第5号であり、ACC設立初年度の活動報告書でもある。
基礎プロジェクトでは、ACOPにおけるコミュニケーションとしてのアートについて考察したACC研究員による論考や、今年で3年目となるアメリア・アレナス氏による鑑賞者分析レポートを収録。
さらに実践プロジェクトの報告として、展覧会や小学校におけるACOPの事例や、「アートとサイエンスの現場から」と題し京都大学総合博物館とともに実施した教員免許状予備講習、アメリア・アレナス氏や奥村高明氏などを招いた本センター開設記念シンポジウムのレポートを掲載している。
500円(税込)
対話型鑑賞プロジェクト「ACOP」の報告書第4号。
今年度から始まった上回生向けの授業「ACOP2」。ACOPで身につけた能力や経験を応用し、メンターとして一回生たちを援助するACOP2の受講生によるレポートを収録。そして、ニューヨーク近代美術館のアメリア・アレナス氏によるACOPにおける鑑賞者分析レポートや、心理学の視座に立った参与観察レポート、対話型鑑賞会にご参加いただいた中学校教員、美術館学芸員の方々によるエッセイを掲載。
さらに、子どもを対象にした美術館での鑑賞ワークショップなどの実践例をナビゲイションをした学生のレポートで紹介。多角的な視座を持って対話型鑑賞を分析した一冊となっている。
残部わずかにつき要問い合わせ
対話型鑑賞プロジェクト「ACOP」の報告書第3号。
基礎プロジェクトでは、ACOPをより客観的に評価するため、対話型鑑賞会に参加したボランティアを対象に、ニューヨーク近代美術館のアメリア・アレナス氏による筆記分析と、京都大学情報学研究科によるアンケート及びインタビュー調査の結果を掲載。
そして実践プロジェクトの報告として、中学1年生を対象に実施した鑑賞授業における対話例やワークシート、アンケート等、学校教育におけるACOPの事例を収録している。
残部わずかにつき要問い合わせ
「鑑賞者教育プロジェクト」の報告書 第2号。
プロジェクト名を「Art communication Project(ACOP)」に一新。
基礎プロジェクトでは、全受講生のレポート・アンケートの他、学外からのプロジェクト参加者による寄稿文、対話型鑑賞会の参加者アンケート、ニューヨーク近代美術館で長年対話型鑑賞を実施しているアメリア・アレナス氏へのインタビュー等、プロジェクト内外両者の声が詰まっている。
また、実践プロジェクトの報告として、前年度受講生による小学生(4〜6年生)を対象とした鑑賞授業等、ACOPを応用した学外活動の実践レポートを収録している。
残部わずかにつき要問い合わせ
京都造形芸術大学芸術表現・アートプロデュース学科(現:京都芸術大学アートプロデュース学科)の一講義として開始した「鑑賞者研究プロジェクト」の報告書第1号。
プロジェクト初年度の目的、全受講生のレポートやアンケート回答等を掲載。本プロジェクトは1年間をかけて学生をナビゲイターとして育成する、大学の講義としては世界初の試み。学生達の奮闘や気づき、成長を通して、アメリカ発祥の対話型鑑賞を日本でも行うことの意味を問う。
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