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新所長就任のご挨拶

2023.04.03

OTHERS

2023年4月より、伊達隆洋がアート・コミュニケーション研究センターの所長に就任しますので、お知らせいたします。

 


 

2023年4月より、前所長の福のり子先生に代わりましてアート・コミュニケーション研究センター所長に就任いたしました。
本センターは、対話型の鑑賞教育プログラム「ACOP」を用いて美術の分野からコミュニケーションの問題と「生きる力」の向上に資することを目的に2009年に設立されましたが、こうしたアート・コミュニケーションの重要性は現在の社会においてますます高まっています。近年の「対話型鑑賞」への社会的関心や広まりもあり、本センターが担うべき役割は大きなものとなっておりますので、その責任を果たせるよう尽力してまいります。引き続き、皆様のお力添えをいただけますよう心よりお願い申し上げます。


2023年4月
京都芸術大学アート・コミュニケーション研究センター 所長
伊達隆洋

 

 

伊達 隆洋(だて たかひろ)
アート・コミュニケーション研究センター所長/京都芸術大学アートプロデュース学科 准教授・学科長

専門領域は人間科学・臨床心理学。心理臨床現場での実践を行いながら、人の持つ「自分」という感覚とコミュニケーションの関係を研究。2007年度より2年間、ACOPに参与観察者として参加。コミュニケーションという視点から、ACOPを通じて生じる人の変化について分析を行う。2009年京都芸術大学着任後は、学生への講義の傍ら、近年は美術館・博物館、教育関係者のみならず、企業においてACOPを礎としたセミナーを開催し、人材育成や組織改善に役立つとの高い評価を受けている。現在はACOPのファシリテーション・スキルを医療分野に応用しようという試みから看護教育などの医療従事者にまでそのフィールドを拡げ活躍中。