この度、21年度京都芸術大学紀要に本センターと大阪成蹊短期大学 幼児教育学科の北野 諒先生、和歌山県立粉河高等学校の南 洋平先生と行った共同研究論文が掲載されました。
論文は下記のリポジトリからもご覧いただけます。
【図画工作・美術科が育み得る「能力」とは何か ―和歌山県立粉河高等学校における授業事例の分析から―】
こちらからご覧いただけます。
本論では、図画工作・美術科教育が育み得る「能力」とは何かという問いに着目し、理論的検討、およびそれに基づく授業事例の分析、それらを経た総合的な考察によって構成されています。
指導者は子どもたちにどのような能力を得てもらうか念頭に置いて授業デザインをしています。しかし、実際に子どもたちに起きる変化は、目に見える成長や数値で測れる変化だけではありません。
検証のための授業では、生徒自身が学習を通して得た力を造語を用いて豊かに表現しています。
指導者サイドで語られるいわゆる「能力」は誰にとっての能力なのかということを問い直すものとなっています。
ぜひ、ご一読ください。