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【4/3】京都近美にて利岡誠夫氏講演会(終了)

2010.03.16

MUSEUMOTHERS

 来る2010年4月3日(土)14時から、京都国立近代美術館にて、コレクター・利岡誠夫氏の講演会が開催されます。
 利岡氏は、美術とは縁のうすい研究開発職のサラリーマンでありながら、長年にわたり現代美術の収集を続けてこられました。そのコレクションのうち、ヨーゼフ・ボイス、森村泰昌、赤瀬川原平などの紙幣(bill)にまつわる作品群(利岡ビル・アート・コレクション)を同美術館に寄贈されたのを機に、今回の講演会が開催されます(美術館HPは→こちら)。

 本学ASP学科では、福のり子が担当する講義「アート・プロデュース論」2006年1月にこの利岡コレクションを用いた企画展「利岡コレクションをめぐる四つの変奏曲」を開催しました。学生たちが約1年をかけて氏の所蔵作品を調査・研究し、展覧会計画を立案。実際に作品を借り出して展覧会を実現させました。利岡氏は学生たちにもたいへん親身に接してくださり、たびたびご自宅を訪れる学生に対し、いつも丁寧に作品についてお話くださいました(同企画の記事は→こちら)。

 このようなご縁もあり、本センターでは今回の講演会にも微力ながら協力をさせていただいております。聴講無料(先着100名)ですので、ぜひ皆様ご参加ください。


※この講演会は、利岡ビル・アート・コレクションも出品されている企画展「マイ・フェイバリット----とある美術の検索目録/所蔵作品から」の関連企画として開催されます。