本年度のACOP対話型鑑賞会の「鑑賞者ボランティア」は、全グループ定員に達したため、募集は終了させて頂きました。
鑑賞会の実施要項のみ掲載させて頂きます。
pdfファイルまたは以下の募集要項をご参照下さい。
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アートは「難しい、分からない」と敬遠する人は少なくありません。「一人でも多くの人たちがアートを身近に感じ、親しめるようになるにはどうすればよいか?」このような疑問に取り組むため、私たちは2004 年度より、ACOP / エイコップ(Art Communication Project)を実施しております。ACOP の目的は以下のとおりです。
1)アートとアート作品の違いを学ぶ。アートとは作品と鑑賞者の間におこる、不思議な現象、深淵ですばらしいコミュニケーションであることを理解する。
2)学生ひとり一人が、作品との豊かなコミュニケーションを図ることのできる主体的な鑑賞者になる。
3)将来アート界で働きたいと希望している学生たちに、鑑賞者の存在の重要性と、彼らの不安や不満、喜び、ニーズなどを把握してもらう。
4)「作品」と「鑑賞者」の間に、より密接なコミュニケーションを確立するため、両者を結ぶナビゲイターの重要性を、実践を通して学ぶ。
5)観察力、批判的思考力、セルフ・エデュケーション力、コミュニケーション力を養い、他者とともに生きるための知恵を身につける。
私たちが実践しているのは、「みる・考える・話す・聴く」という、人間がすでに持っている能力を基礎にして、人と作品、人と人の対話をとおした鑑賞方法です。それは、美術史などの知識に偏らず、視覚情報に基づくコミュニケーションを通して、作品と私たちの間に独自の関係を築こうというものです。
一人でも多くの方に「コミュニケーションをとおした作品鑑賞」を体験していただき、また、学生にナビゲイターとしての実践の場を提供するために、「鑑賞会」を企画しました。つきましては、ボランティアで鑑賞者としてご出席いただける方を募集します。
「鑑賞者ボランティア」の協力者は、2004 年以来のべ1300 人を超えるまでに至りました。日本の大学として初の試みである同プロジェクトの主旨をご理解いただき、ご多忙とは存じますが、本年度も一人でも多くの方々にご参加いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
福 のり子
京都造形芸術大学(現京都芸術大学) アートプロデュース学科教授
アート・コミュニケーション研究センター代表
<日程/グループ分け>
「鑑賞者ボランティア」の皆様には、基本的に計4 回本学にお越しいただくことをお願いしております。最初は「説明会」、残り3 回は学生がナビゲイターとして行う作品鑑賞会です。すべての回に出席いただくことが条件です。鑑賞会を、「グループ1」、「グループ2」、「グループ3」の3つに分けております。ご都合の良い日時をお選び下さい。
■説明会(全グループ共通) 2015 年10 月24日(土) 13:00~15:00
今回ボランティアとしてご参加いただく皆様を対象に、「なぜ鑑賞者が大切なのか?なぜこのような授業が必要なのか?」を福のり子が説明させていただきます。
■作品鑑賞会(各グループ定員15 人)
グループ1 ※定員に達しました
第1回鑑賞会 11月14日(土) 14:00~17:00
第2回鑑賞会 11月28日(土) 14:00~17:00
第3回鑑賞会 12月12日(土) 14:00~17:00
グループ2 ※定員に達しました
第1回鑑賞会 11月15日(日) 9:30~12:30
第2回鑑賞会 11月29日(日) 9:30~12:30
第3回鑑賞会 12月13日(日) 9:30~12:30
グループ3 ※定員に達しました
第1回鑑賞会 11月15日(日) 14:00~17:00
第2回鑑賞会 11月29日(日) 14:00~17:00
第3回鑑賞会 12月13日(日) 14:00~17:00
■応募方法
①ご氏名(ふりがな) ②ご住所(郵便番号から)③ご所属 ④確実に連絡のとれるご連絡先(メールアドレス等)⑤参加希望グループ ⑥鑑賞会をお知りになったきっかけ(どこで、またはどなたから)
以上をご記入いただき、下記までお申し込みください。
京都造形芸術大学(現京都芸術大学)
アート・コミュニケーション研究センター
担当:岡崎大輔・中井美穂
〒606-8271
京都市左京区北白川瓜生山2-116 人間館3F
FAX: 075-791-9185
mail:info@acop.jp(岡崎・中井)
WEB: https://www.acop.jp/
※電話でのお申込みはおひかえください。
※FAXの場合は担当者名をご明記ください。